Leica Summicron 35mm f/2 3rd (6枚玉) x Leica M10-P @広尾
1972年に発売された第3世代(ツノ無し)のズミクロン 35mm f/2。
内部構造は4群6枚のレンズで内部のガラスの枚数が6枚のため、通称「6枚玉」と呼ばれています。
第1世代の8枚玉や「ボケの王様」と英語圏では評価の高い7枚玉の影に隠れがちなこのレンズですが、ズミクロンの名にふさわしい非常に優秀なレンズです。
そのズミクロン 6枚玉で渋谷区の広尾から港区の南麻布周辺を撮影してきました。
Lens: Leica Summicron 35mm f/2 3rd (6枚玉)
Body: Leica M10-P
外国人のファミリーが凄く多いのがこの地域の大きな特徴ですね。
ナショナル麻布はインターナショナルなスーパーで普段見ている品揃えと全然違うので行くだけでも楽しいお店です。
こちらはワイン販売のエノテカの本社。大きなワインボトルがシンボルです。
広尾商店街にあるHomeworks(ホームワークス)。1985年創業の日本で初めてのグルメバーガーのお店です。
Eat Play Worksは7月に誕生した、「食・遊び・仕事」をテーマにしたありそうでなかった空間です。
先程紹介したスーパー、ナショナルの前にはタコスのフードトラックが。
ボディがM10-Pということもあり、現行のレンズと遜色無い解像感という印象です。
とはいえコントラストはそこまで高くないのでそこはかとなくオールドレンズであることを感じます。
ボケは控えめなので、ストリートフォトにはとても良いレンズです。
最後の2枚のような逆光での写りは魅力的な描写だと思うので、M8やM9など少し古めのボディだともっと違う印象になるでしょう。
非常に軽く、操作性も中々ですので撮っていてストレスを感じることの無いレンズです。
Leica Summicron 35mm f/2 3rd (6枚玉) 【OH済み】