Leica Summicron 35mm f/2 3rd (6枚玉) 【OH済み】
¥260,000
売り切れ
ブランド: Leica
商品名: Summicron 35mm f/2 3rd (ズミクロン 35/2 6枚玉)
シリアル: 253xxxx (1972年)
マウント: ライカMマウント
付属品: リアキャップ、純正UVaフィルター、純正12504フード(歪み、塗り直しあり)
1ヶ月保証付き
1972年に発売された第3世代のズミクロン 35mm f/2。
内部構造は4群6枚のレンズで内部のガラスの枚数が6枚のため、通称「6枚玉」と呼ばれています。
厳密には6枚玉は1969年から1972年まで生産されたモデル(通称「ツノ付き」)があり、そちらは絞りの調整用に「ツノ」と呼ばれるツマミが付いています。
そのため、6枚玉自体を第2世代とし「ツノ付き」を前期、「ツノ無し」を後期と分類するお店や本もあります。
ドッピエッタトーキョーでは1969-72年の「ツノ付き」は第2世代、1972-77年の「ツノ無し」を第3世代としています。
前世代からはツノが無くなったマイナーチェンジモデルで、レンズ構成に変化はありません。
次の世代の7枚玉も非常にコンパクトなレンズ(190g)として紹介していますが、6枚玉は170gとさらに軽いレンズです。
レンズ自体の大きさは7枚玉よりも少し高さがありますが、それでも持ち運びにはストレスの無いレンズと言えるでしょう。
オールドレンズらしい写りはもちろんですが、50年近く前のレンズとは思えない鋭い写りを見せてくれます。
最短撮影距離も0.7mと短くなり、かなり汎用性が高まったと言えます。
7枚玉と比べると少しコントラストは低め、ボケもより自然なものに感じられます。
「見たままをそのまま写す」という意味では非常に適したレンズです。
カラーでもモノクロでも、デジタルでもフィルムでも、開放でも絞っても、逆光でも破綻なく写る、非常に万能な1本です。
7枚玉や8枚玉と比べると価格もこなれており、満足感が非常に高いレンズになること間違い無しです。
[外観]
ヘリコイド部に使用に伴うスレが見られます。
鏡胴の上部、下部のシルバーの部分にそれぞれアタリがあります。写真にてご確認下さい。
その他は大きなキズや塗装剥がれなどはありません。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。
[光学]
オーバーホールに伴い、清掃済みです。
カビ・ゴミ・クモリなど無く、年代を考えても非常に良い状態です。
ライトなどで強い光を当てるとわずかにクモリ、スレは見られますが描写には影響の無い程度です。
[動作]
オーバーホールに伴い、ヘリコイドグリスは再塗布済みです。
ピント・絞りともに動作は非常にスムーズです。
絞り羽根は油染みなど無く、きれいな状態です。
動作確認済みです。安心してお使い頂けます。
[オーバーホール内容]
・レンズ(光学系)の分解・清掃
・無限遠のピント確認・調整
・距離計連動の確認・調整
・絞り羽根の分解・清掃
・絞り動作部分の調整
・ヘリコイドグリスの入れ替え
・沈胴ロック機構の調整(沈胴レンズの場合)