Leica Summilux 50mm f/1.4 1st 貴婦人
写りに関しては開放では独特の柔らかさとピント部分の描写の細かさが際立ち、水彩画のような写りというイメージです。
絞りをF4まで変化させるとふわっとした印象が消えて自然なボケと解像度の高い写りが見られます。
35mmの初代ズミルックスはもっと滲みが強く、ボケボケに思えてしまうこともあったのですが、この50mmはそこまでフレアが盛大に出ているわけでは無く、まとまりがあるいう印象です。
現行のズミルックスとは全く違う、二面性を持ったこのズミルックスはとても面白いレンズでは無いでしょうか。