「LEICAで撮るカフェ」豪徳寺 IRON Coffee "Leica Summicron M 35mm f2 1st 8-Element"
小田急線 豪徳寺駅にほど近い、商店街の終わりごろにあるコーヒースタンド「IRON Coffee」
IRON日本語読みでアイアンコーヒー(英語はアイロンに聞こえます。)訳すと「鉄のコーヒー屋さん」。
なんかめちゃめちゃ無骨な感じの無愛想なバリスタのコーヒーを、タトゥーがびっちりのバイカーたちが
いっぱい飲みに来そうな感じの名前ですがお店にいたバリスタは可愛らしい女性でした。
(男性と女性のお二人で営業されてるそうです。)
このお店、ファサードからかっこ良いんですが、それもそのはず、あの「無相創」さんの内装らしいです。
「無相創」さんは内装デザイン?をされているっていうことで良いんでしょうか?
オーダー家具やら古道具・リメイクやらと幅広く手がけられているので、何屋さんって表現するのが難しい。。
店舗デザインもされていて、全部オシャレです。
「ヴィンテージ」「モダン」「インダストリアル」 「木」 「アイアン(鉄)」の要素が
完璧なバランスでデザインされている空間がめちゃめちゃカッコいい。
どこかふんわりとゆるい雰囲気がありながらも、アイアンやガラスといった素材を使っているからか
全体的にゆるくなりすぎず良い塩梅です。
ヨーロッパのヴィンテージ家具を使ったインテリアっていうと多くが女性向けの甘々な雰囲気になりがちですが
無相創さんのデザインは男女関係なくいけます。
センスが良いって、こういうことを言うんでしょうね。
僕の勝手なイメージですが、無相創さんのデザインって
「フランスのオシャレなデザイナーや雑誌編集者が住むアパルトマン」って感じ。
コーヒーや食べることも好きですが、こういうインテリアやデザインも気になります。
IRON コーヒーさんの店内を何枚か取らせて頂きました。
この置き時計は IRONコーヒーさんのすぐ近くにある「Lo'clock」さんからのモノ。
アメリカのヴィンテージ時計らしいのですが自分用に欲しいです。
これを見て欲しいと思った方。ご連絡下さい。(もっと詳しい情報をご連絡しますよ)
Lo’clockさんはヴィンテージウォッチの修理と販売をされている時計屋さん。
代表の秋山さんは数年前に勤められていた会社を辞めて独立をし、Lo'clockを始められたそうです。
時計の一級技能士や職業訓練指導員免許(時計修理)をお持ちのすごい時計技師。
実はこの前、Lo’clockの秋山さんとお話させて頂いて近々いっしょにイベントをすることになりました!
ヴィンテージ時計とカメラ。お客さんの層がけっこう被ってるのでお楽しみにでございます。
ライトの中にコーヒー豆が入ってる!このアイデアいただきです。
この日はかなり暑かったのでアイスラテとドリップのアイスを。
豆は両国のロースター「Single O Japan」さんから仕入れているそう。
ドリップの方は、ほどよい酸味のある味わい。
”あっ、おいしい”と思えるこの酸味がポイントです。
アイスラテは豆のフワッとした甘さが広がりつつ苦味もあり、ミルクとの相性も◎
ドッピエッタ”Latte美味いリスト”の仲間入りです。
(今のところ下北沢のBear Pond Espressoが最高ランクです)
僕らがいた間にも近所に住んでいるらしいお客さんが何人か来てました。
女性バリスタはお客さんとコミュニケーションをとりながらテキパキとコーヒーを淹れてくれるので
ストレス無く待てます。接客レベルが高いと通いたくなりますね。
味もそうですが、カフェって生活に密着してるのでコミュニティとしての役割が大きいんじゃないでしょうか。
この味と接客の2つが高いレベルで安定してる店をみつけると嬉しくなってしまいます。
(ベアポンドは味が美味いので他のポイントはおまけみたいなもの。)
これまでカフェスタンドなどがなかった豪徳寺に、このIRON Coffeeの出店がきっかけとなって
色々なお店ができ、おもしろい街になっていくのかもしれません。
またフラっと飲みに行きたいと思います。
Camera Body: Sony a7s
Lens: Leica Summicron(ズミクロン) M 35mm f2 1st 8-Element