Jupiter-8 (ジュピター8) 50mm f/2 渋谷 MODI
ロシアレンズの 定番とも言えるJupiter-8(ジュピター8) 50mm f/2。Carl Zeiss(カールツァイス) のSonnar(ゾナー) 50mmをコピーしたレンズ。
ロシアの代表的なカメラ、Zorki(ゾルキー)やKiev(キエフ)に付属していたレンズで、Jupiter-3 50mm f/1.5とは姉妹の関係なんです。
今回はこのJupiter-8を付けて夜の渋谷に行ってきました。
カメラはSonyのα7S。暗いところにも強いカメラなので夜の街撮りに活躍してくれます。
特徴は開放(f/2)からの発色の良さと全体的にスッキリと写ること。
「全体的にはやわらかい印象、でも色は鮮やか」というのがSonnar系の特徴とされています。
渋谷MODIは青いイルミネーションが施されていましたが、その青色もしっかりと出てます。
もう一つの特徴として、結構きれいな玉ボケが出ること。シャボン玉ボケと言っても良いぐらい。
シャボン玉ボケと言えば、Meyer(メイヤー)のTrioplan(トリオプラン)で有名ですが、このレンズでもかなりそれに近いものが出ますよ〜。
一番激しくボケを出すとこんな感じ。これは物でしたが、人を撮る場面でも中々良いんです。
ピントをあえて外して幻想的な写真を撮っても良い感じ。
コスプレか何かは分かりませんでしたが撮影をしていたので思わずパチリ。
レンジファインダー用のレンズということもあり、最短撮影距離は1m。テーブルで対面するとちょっと撮りにくいかもです。
店内でしたが中々良い感じに撮れました。。セーターの色、ラテの色もクッキリ、ボケもきれいです。
「ソフトで色鮮やか」が古いSonnarレンズの特徴なんです。同じ時代で比較すると、Leica(ライカ)のズミクロンよりも発色は良いという評価もあるほど。
Lマウント用レンズなのでコンパクトなのでOlympusのPENシリーズやSonyのNEXシリーズにはピッタリな1本。
Jupiter-8 50mm f/2 シルバー [Lマウント] 【OH済み】の商品ページへ