Leica Summarit 50mm f/1.5 [Mマウント] 【OH済み】

ブランド: Leica
商品名: Summarit 50mm f/1.5  (ズマリット 50/1.5)
シリアル: 1187095 (1954年)
マウント: ライカMマウント
付属品: 純正フロントキャップ、リアキャップ、純正フィルター、フード(Walz)

1ヶ月保証付き

ライカのオールドレンズとして非常に有名なこのズマリット、Xenon(クセノン)をベースにしており、後のSummilux(ズミルックス)に繋がる大口径レンズです。

クロームメッキは光沢のあるシャイニーとマットの組み合わせで、ずっしりとした重さもあり非常に高級感があります。

絞り羽根の枚数も15枚と非常に多く、どの絞り値でも円形のボケとなります。随所に造りの良さを感じられるレンズですね。

一般的にはボケ玉でクセが非常に強いことで知られていますが、レンズ自体のコンディションと組み合わせるカメラ、そして絞り値次第では意外としっかりとした解像感が得られます。

前玉のガラスが柔らかいということでスレやキズが多数あるものが多く、コンディションが良いものは非常に少ないです。

この個体はそういったスレがかなり少なく、絞るとシャープな画作りが出来る1本です。

また、MマウントのものはLマウントに比べると生産数がかなり少ないですので、そういった点でも希少と言える1本です。

こちらの個体はWalz社のズマリット専用フードが付属します。
Walz社はフィルターやフード、距離計などを製造・販売していた日本のメーカーで、同じ形でズミクロン50mm用のフードも存在しています。

ライカ純正のXOONSフードと瓜二つの見た目ですが、重さは約半分と実用性も両立させた造りとなっています。

下のリンクからSony a7III、Leica M10で実際にズマリットを付けて撮影した写真をご覧頂けます。

レンズの状態に左右されますので全くこの通りの写りになる訳ではありませんが、ぜひご覧下さい。

Sony a7III + Leica Summarit 50mm f/1.5

Leica M10+Summarit 50mm f/1.5

[外観]
大きなスレやキズ、塗装剥がれも無く年代を考えるとかなり良い状態です。距離表示はFeetです。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。

[光学]
オーバーホール済みです。実用に影響するカビ・クモリ・ゴミなどはありません。
詳しく見ると細かいスレが見られますが、ズマリットの中では良い状態だと思います。

[動作]
オーバーホール済みです。ピントリング・絞りの動作も非常にスムーズです。
動作確認済みです。安心してお使い頂けます。

[オーバーホール内容]
・レンズ（光学系）の分解・清掃
・無限遠のピント確認・調整
・距離計連動の確認・調整
・絞り羽根の分解・清掃
・絞り動作部分の調整
・ヘリコイドグリスの入れ替え
・沈胴ロック機構の調整（沈胴レンズの場合）