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Leica Summilux 50mm f/1.4 1st 後期【OH済み】

¥300,000

Brand Leica
SKU: Le0437

売り切れ

ブランド: Leica
商品名: Summilux 50mm f/1.4 1st 後期
シリアル: 1884614(1961年)
マウント: ライカMマウント
付属品: 14269 リアキャップ

1ヶ月保証付き


ズミルックス 50mm f/1.4のLeicaのレンズは写りの確かさはもちろんのこと、工業製品とは思えないほどの見た目の素晴らしさを持ち合わせています。

中でもこのシルバー鏡胴のズミルックス 50mmは工芸品と言っても良いレベルの製品では無いでしょうか。

「貴婦人」という二つ名を持つレンズにふさわしい見た目をしてるのが写真でも分かるかと思います。

写りに関しては開放では独特の柔らかさとピント部分の描写の細かさが際立ち、水彩画のような写りというイメージです。

絞りをF4まで変化させるとふわっとした印象が消えて自然なボケと解像度の高い写りが見られます。

35mmの初代ズミルックスはもっと滲みがあり、クセの強いレンズです。

この50mmはそこまでフレアが盛大に出ているわけでは無く、まとまりがあるいう印象です。

現行のズミルックスとは全く違っていて、二面性を持ったこのズミルックスはとても面白いレンズだと思います。

この個体は1961年からマイナーチェンジされたモデルで内部は2ndモデル、外装は1stということで「1st 後期」と呼ばれることが多いです。(2ndと呼ぶ人もいます)

1st 前期モデルと比べるとわずかにコントラストが高い印象ですが、写真を見るだけでは判断が判断が難しいレベルです。

正直なところ、レンズの設計による描写よりも個々のコンディションによる差の方が大きいと思います。

シリアルナンバーから1st 後期になった1961年ごろの生産とわかります。

外装は鏡胴中程にスレは見られるものの、全体的には良い状態です。

光学部分は肉眼では汚れ、キズ、くもりやカビなどは見られず、非常に良い状態が保たれています。

細かく見ると、中玉に線状のスレが見られるものの撮影には影響しないレベルです。

絞りのクリック感はやや強めとなっています。

この1st 後期を含めてシルバーのズミルックスは元々の生産本数も少なく、価格も年々上昇傾向となっております。この機会にぜひどうぞ。

[外観]
光沢もしっかり残っており、年代を考えると良い状態です。
鏡胴中程にスレは見られます。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。

[光学]
オーバーホールに伴い、レンズ内清掃済みです。
レンズ内に撮影に影響するようなカビ・クモリ・ゴミなどはありません。
細かく見ると中玉に線状のスレがあります。
コーティングも綺麗ですし、かなり良い状態です。

[動作]
オーバーホールに伴い、ヘリコイドグリスは再塗布済みです。
ピントリング・絞りリングともに動作は非常にスムーズです。
絞りのクリック感がやや強め、絞り羽根はきれいな状態です。
安心してお使い頂けます。 

 

[オーバーホール内容]
・レンズ(光学系)の分解・清掃
・無限遠のピント確認・調整
・距離計連動の確認・調整
・絞り羽根の分解・清掃
・絞り動作部分の調整
・ヘリコイドグリスの入れ替え
・沈胴ロック機構の調整(沈胴レンズの場合)