Leica Summilux 50mm f/1.4 1st 後期
¥308,000
売り切れ
ブランド: Leica
商品名: Summilux 50mm f/1.4 1st 後期
シリアル: 2198754 (1966年)
マウント: ライカMマウント
付属品: リアキャップ、XOOIMフード、14163フードキャップ、社外フィルター
委託商品のため保証は1週間です。
Leicaのレンズは写りの確かさはもちろんのこと、工業製品とは思えないほどの見た目の素晴らしさを持ち合わせています。
中でもこのシルバー鏡胴のズミルックス 50mmは工芸品と言っても良いレベルの製品では無いでしょうか。
「貴婦人」という二つ名を持つレンズにふさわしい見た目をしてるのが写真でも分かるかと思います。
写りに関しては開放では独特の柔らかさとピント部分の描写の細かさが際立ち、水彩画のような写りというイメージです。
絞りをF4まで変化させるとふわっとした印象が消えて自然なボケと解像度の高い写りが見られます。
35mmの初代ズミルックスはもっと滲みがあり、クセの強いレンズです。
この50mmはそこまでフレアが盛大に出ているわけでは無く、まとまりがあるいう印象です。
現行のズミルックスとは全く違っていて、二面性を持ったこのズミルックスはとても面白いレンズだと思います。
この個体は1961年からマイナーチェンジされたモデルで内部は2ndモデル、外装は1stということで「1st 後期」と呼ばれることが多いです。(2ndと呼ぶ人もいます)
1st 前期モデルと比べるとわずかにコントラストが高い印象ですが、写真を見るだけでは判断が出来ないくらい殆ど同じです。
正直なところ、レンズの設計による描写よりも個々のコンディションによる差の方が大きいと思います。
シリアルナンバーから1st 後期としては最終年である1967年の生産とわかります。
外装は指標部分の一部にかすれ、経年によるスレは少しあるものの、全体的には良い状態です。
光学部分は肉眼では汚れ、キズ、くもりやカビなどは見られず、非常に良い状態が保たれています。
さらに専用フードであるXOOIMとフードキャップ 14163が付属します。
ちりめん塗装や結晶塗装と呼ばれる、表面に細かいシワが特徴的な塗装で、特殊な塗料と焼き付け処理が必要となります。
このフード、単体で探すと中々無く、あったとしても1.5万円~2.5万円と中々のお値段がしますのでセットというのは有り難いですね。
この1st 後期を含めてシルバーのズミルックスは元々の生産本数も少なく、価格も年々上昇傾向となっております。この機会にぜひどうぞ。
[外観]
mの指標の一部にかすれ、Made in Germanyの付近にややスレがあります。
その他の部分は光沢もしっかり残っており、年代を考えると良い状態です。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。
[光学]
レンズ内に撮影に影響するようなカビ・クモリ・ゴミなどはありません。
コーティングも綺麗ですし、かなり良い状態です。
[動作]
ピントリング・絞りリングともに動作は非常にスムーズです。
絞り羽根もきれいな状態です。
安心してお使い頂けます。