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Leica Summilux 35mm f/1.4 2nd

¥260,000

SKU: Le0357

売り切れ

ブランド: Leica
商品名: Summilux 35mm f/1.4 2nd (ズミルックス 35/2 第2世代)
シリアル: 2992066 (1979年)
マウント: ライカMマウント
付属品: レンズのみ

1ヶ月保証付き


「球面ズミルックス」と言われるこの第2世代の35mmズミルックスはクセ玉として知られています。

1960年代から90年の初頭まで製造されたロングセラーで、いくつかのバリエーションが存在します。

描写に関しては発売当初の評判は良いものとは言えず、設計の変更を求める声も多数あったそうです。確かに良い意味でも悪い意味でも「ライカっぽくは無い」というのが当てはまるレンズですね。

同じズミルックスでもASPHレンズのように開放から解像度が高く、自然なボケをイメージとしていると全く違う印象を受けると思います。

実際、初めてこのレンズで開放で撮った時はPCで写真を見て、「ピンぼけしてるのかな?」と思ったぐらいのソフトな描写でした。

ただ、F4ぐらいまで絞ると輪郭、質感を良く出してくれるので、使えば使うほど発見のあるレンズです。

M8やM9、M MonochromといったCCDのデジタルライカで使うとオールドっぽさが更に出てかなり良い感じです。

 この第二世代の35mm ズミルックス、絞りと光の入り方で描写が正反対と言えるぐらい変わる、面白いレンズです。11枚目と12枚目の写真はF1.4とF4で撮り比べています。

この個体は79年にカナダで製造されたもので、このレンズの中では中期に当たる製造時期です。レンズのコーティングはきれいな赤紫色となっています。

この個体に関してはレンズ後部の遮光板が干渉するため、M8やM9、M/M-P Typ240といったデジタルボディでは無限遠までピントリングが回りません。

M10/M10-Pは例外的に干渉無く使用可能です。マウントアダプター経由でSony α7などで使用する際も問題ありません。

また、M3などのフィルムボディでも干渉することはありませんのでご安心ください。

※干渉部分を調整しデジタルボディで使用できるようにすることも可能ですが、別途工賃が掛かりますのでご希望の場合は事前にお問い合わせください。

[外観]
使用感は少なく、比較的良い状態です。
塗装剥がれや目立つキズなどはございません。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。

[光学]
前玉に点状の極小のキズが2-3ヶ所ある状態です。
また、後玉に4-5mmほどのキズが見られます。
逆光の際にがフレアが見られますが、その他で描写に大きな影響は見られませんでした。
実際にこのレンズで撮影した写真でご確認下さい。

[動作]
ピントリング・絞りともに動作はスムーズです。
細かく見ると絞り羽根にわずかに油染みは見られますが、動きへの影響はありません。