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Leica Summicron 50mm f/2 沈胴 [Mマウント]【OH済み】

¥115,000

Brand Leica
SKU: Le0354

売り切れ

ブランド: Leica
商品名: Summicron 50mm f/2 (ズミクロン 50/2) 沈胴 
シリアル: 1304855(1955年)
マウント: ライカMマウント
付属品: ケース、フロントキャップ、Kenko UVフィルター、ITDOOフード、フードキャップ

1ヶ月保証付き

1953年にLマウントで発売、1954年にMマウントへ換装され、M3とのセットでライカの黄金期を築いたレンズです。

その描写性能の高さは世界のレンズの基準を引き上げたと言われるほど、伝説的な存在です。

ガラスを貼り合わせるのが普通なところを貼り合わせず、空気の層を作った設計は「空気レンズ」と呼ばれる由来ともなっています。

当時のライカの技術を全て注ぎ込んだこのレンズの描写は解像感、コントラスト、柔らかさの全てバランスが良く、オールドレンズの最高峰と言っても過言ではありません。

固定鏡胴のズミクロンは1956年に発売されましたが、内部の設計は基本的に一緒です。

「写りの違いはありますか」と聞かれることもありますが、正直そこまで違いは無いと思います。

沈胴の方が中心部の解像度が高く、固定は周辺部の解像度が高いと言われていますが、同条件で撮り比べない限り違いは殆ど無いでしょう。

それほど解像度の高いレンズではありますが、レンズ自体が非常に小さいです。沈胴前の状態でもフィルム1本と同じぐらいの大きさです。

同じ沈胴レンズのElmar 50mmと比べても3/4ぐらいの大きさだと思います。

このコンパクトさと写りを見てしまうと、他のレンズでは物足りなくなるかもしれません・・・・

今回、ズミクロン 50mmやズマロン 35mm用のITDOOフードが付属します。4つの爪で固定するタイプのフードで、フィルターを付けていてもフードは装着可能です。

ただ、経年によるものかフード側の直径が小さくなっており、レンズに入りにくいですのでその点はご了承下さい。

以下のアルバムはこの個体ではありませんが、同じ沈胴ズミクロンをSony α7Sに付けて撮影した写真です。

デジタルのカメラに付けてもここまで写せるというのをぜひご覧下さい。

Leica Summicron 50mm f/2 沈胴


[外観]
使用感はややありますが、大きなキズやアタリはありません。距離指標はm表示です。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。

[光学]
オーバーホール済みです。ゴミ・カビ・クモリなど無くきれいな状態です。
細かく見るとレンズ内にいくつかスレはありますが、実写には影響の無い程度です。

[動作]
オーバーホール済みです。絞り・ピントともにスムーズな動作です。
動作確認済みです。安心してお使い頂けます。

[オーバーホール内容]
・レンズ(光学系)の分解・清掃
・無限遠のピント確認・調整
・距離計連動の確認・調整
・絞り羽根の分解・清掃
・絞り動作部分の調整
・ヘリコイドグリスの入れ替え
・沈胴ロック機構の調整(沈胴レンズの場合)