二眼レフカメラの最高峰、ローライフレックスの代表機種が2.8Fと、この3.5F。

セレン光の露出計を搭載した3.5シリーズの完成形であり、最終型とも言えます。

 

 

2.8Fとの違いはF値によるボケ具合だけで無く、画角も違います。

2.8Fは80mm、3.5Fは75mmなので35mm換算で41mmの画角。

少し広角なのでストリートスナップには適していますね。

 

さらに、3.5Fの方がカメラ自体も軽く、シャッターも非常に軽いです。

最初、押した時に切れた感触が全然なくて大丈夫か?と思うぐらいの軽さでした。

携行性やシャッターの軽さを考えると街撮りにはとても適していると思います。

 

レンズはシュナイダー社のクセノタール(Xenotar)。

プラナー(Planar)のバージョンと2種類ありますが、写りに関してそれほど大きな違いは無いでしょう。

見て格好良い、持っても様になる。写りも良い、そんなカメラ。