カメラを持ってるオッサンはダサい。
そんなイメージを変えていきたいですね。
一番多いのがカメラを買った時に付属してるストラップを使ってるパターン。
最近はカメラメーカーもストラップブランドとコラボしてカメラ本体とセット売りしてたりしてます。
でも残念ながら、だいたいダサいんです。大変申し訳ございません。。
また、その質で大丈夫なん?と心配してしまうようなものが大半なのはしょうがない。
なんと言ってもプライスが一番にきますからね。
低価格にしないと数が売れないというのはしょうがいない事なんですが、品質を確保しつつ
デザイン性も高いってなるとどうしてもそれなりの価格設定をしないと合わないんです。
これは飲食店でも一緒で、例えばおいしい牛肉を食べようと思ったら
ある程度の金額にしないと提供できないから。みたいなもので。。
デザイン、腕が良い日本の職人、こだわりの素材。
この3つの要素が揃うとやっぱりそれなりの値段になるのは仕方ないことです。
でもそんな頻繁に買い換えるものでもないモノに、お金を出し惜しんでショボいのを買うより
良いモノを長く使う方が良くありません?
だから「良い物を愛着をもって大事に使う。」
これを基準にカメラストラップを選ぶのが大事だと思うんです。
そして季節やカメラ本体の大きさ、重さ、用途によって選ぶストラップが変わってくるので
それを考えた上で間違いの無いモノを買いたいですね。
ではでは、どんなストラップが良いのか見ていきましょう。
まずはこれからの暑くなる季節におすすめ素材が、帆布(はんぷ)。
張りのある丈夫な国産9号帆布(号数が小さいほど厚い)を使っています。
繊細な染めの質感と緻密な折り込みで肌触りが良く、耐久性に優れた生地にワックスコーティングを
施してあるので夏場の汗をかく季節に向いてます。
ワックスコーティングは水を弾く防水機能があるので、汗や少しの水は気にすること無く使えます。
このレザー部分に防水スプレーをしておけば完璧ですね。
落ち着いたトーンのオシャレなカラーリング。
夏場のシンプルになりがちなファッションに差し色として持ってくるのがオススメです。
ネイビーとオリーブとか、2色持ってると合わせる幅がグンと上がるので2本買っとくのもアリ。
横浜のレザーファクトリー「Roberu」さんメイドです。
タイドアップしながらもちょっと崩した感じのスタイルで。
こんな感じで春〜秋ごろまでイケちゃいます。
そして次にコンデジや小さめのカメラにピッタリのストラップを。
小ぶりなカメラには細めなレザーストラップ。
このダークネイビーに品のあるゴールドの組み合わせが何ともいえません。
安定のネイビーでございます。
これはサンプルだけしか作ってないんですが、細目のブラウンレザーをチョイスしたもの。
良い感じですね。Leicaなどのコンパクトなカメラをお持ちの場合はこのストラップみたいに
しっかりと厚みはあるけど細めのレザーストラップがおすすめ。
他の人からはこんな感じに見えます。
そしてSony a7シリーズのようなフルサイズのカメラなどには、しっかりと重さを受け止め
軽減してくれる幅広のものを。
これはドッピエッタオリジナルのクラックレザーを使ったストラップ。
カメラへの装着を簡単にしたい!と考えた末に、取り外しがしやすくかなりカッコ良い
真鍮の金具を採用しました。ワンタッチで付けたり、外したりができます。
このシブいカモフラのストラップは「センスと腕」の両方を兼ね備えた革職人が作る
”Anchor Bridge アンカーブリッジ”のもの。いつもお世話になっております。
2人の職人(Man&Woman)からなるこのブランドは大人のオトコにささります。
最高級のイタリアンレザーを手間をおしまない最高の技術で仕上げています。
カッコよくないですか?
これはKudu(クードゥー)という南アフリカに生息するアンテロープ(ウシ科の大部分の種を含むグループ)を使ったストラップ。
大草原を駆け回っていた時にできたと思われる野生の傷跡がまたまた良い味を出してます。
上の2つは、Horween(ホーウィン)のホースレザーを使ったストラップ。
シェルコードヴァンをつくるアメリカ・シカゴの有名タンナーです。
ホーウィンという名前を聞いたことがあるという方も多いんではないでしょうか。
上のカメラストラップは、ベルトや馬具に使われているイタリア Conceria Walpier (ワルピエ)社の
最高級牛革「エトルスコレザー」を使ったもの。
こんな高級レザーを使ったカメラストラップを見たことはありません。
これは一生モンに間違いなくなります。
カメラにつけてみるとこんな感じ。
斜め掛けもできちゃいます。
これはドッピエッタオリジナルのカメラストラップですが、こーいう使い方も考えて
はじめの長さをあえて短めにしてあります。
また2段階の調整もできますので、シチュエーションや使い方によって変えられます。
こんな風に小物を合わせて持つのも良いかと。。
統一感がでてますよね。こんな感じの渋いカラーのカモフラは大人の男が持ってもぜんぜん違和感なし。
カモフラ柄は気をつけないとミリタリーおたくのようになる危険性があります。
(よく今からどこの戦場に出陣するの?っていう人を見かけます。。)
こう、さらっと。でもオッ?っとなるような感じにしたいところです。
この感じ。どうでしょう?
「カメラ+ファッション」。
まずはカメラストラップから始めてみませんか?