紅葉の時期に代官山にある旧朝倉家住宅へ行ってきました。

ここがまたスゴイ場所にあるんですが、住所が「東京都渋谷区猿楽町」という超一等地に存在してます。

国の重要文化財がこんな近場の、しかも都心中の都心にあることを知ってびっくり。  

 

旧朝倉家住宅とは...  

旧朝倉家住宅は、渋谷区猿楽町、台地が目黒川の谷に落ち込む南西斜面に、東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎によって、1919年大正8年)に建てられた。大正期の和風2階建て住宅の趣のある建物と回遊式庭園を見ることができる。現在の所有者は文部科学省である。 当住宅は、大正期に建てられた大規模な邸宅であり、東京都心部に所在する数少ない関東大震災以前の和風住宅である。建物は、主屋が敷地北側にあり、土蔵が西側に、車庫等の附属屋が東側にある配置となっている。主屋の外装材は、屋根が瓦葺き、外壁は下見板張り、部分的に漆喰塗りである。屋内は、床が殆どが畳敷と、接客と家族のための座敷が統一されているが、茶室等の機能の違う部屋の意匠には特徴がある。 Wikipediaから引用

 

隣のヒルサイドテラスも元々はこの朝倉家の敷地だったみたいです。

この邸宅、1919年大正8年に建てられたものらしいんですけど歴史の教科書にも

出てくるあの関東大震災にも耐えて現存してるっていうのがすごい。

 

建築も良いですが、お庭がまた素晴らしいんです。

ちょうど紅葉の時期だったんで余計に良かったです。また庭が広い広い。

この立地でこの広さ、今やったらそうそう出てこないシロモノですね。

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正面から。伝統的な日本建築って感じです。

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入口の門から邸宅に続くこの道も美しいです。

 

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もみじの葉が色んな色に染まっているのを楽しめます。

こういうのを見ると、あー、日本人で良かったな〜と思ってしまいますよね。

 

 

大人になるにつれて日本の四季をちゃんと楽しめるようになりたいと年々感じてるのはボクだけでしょうか?

季節ごとの一番美味しい旬のモノを食べて、季節の移ろいを感じられるモノを見たり、したりしたい。

そんなライフスタイルが理想です。

こういうちょっとしたことで日本の文化を楽しめる(体験できる)って良いんじゃないでしょうか。

 

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石畳とか、こういう昔の日本の家って感じ。めちゃめちゃ懐かしい。

田舎のおばあちゃんの家とかこんな感じでしたよね。

(石畳ではなく土を固めたような感じ?)

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鴨居のこんな所にも素晴らしい細工が施されています。

日本の伝統技術がこんなところで見られるとは思いませんでした。

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家の中のライトがオシャレ。

ヘタしたら現代の家より大正〜明治時代の方が建築系ってオシャレかも。

 

朝倉家を見た後は、少しそのへんをブラブラ。

近くにあったこのサイン。イケてます。

 

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ヒルサイドテラスの一角で古本のマーケットが開かれてました。

このバンのカラーリングが良いですね。

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サタデーズサーフの店もあるっぽいです。

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いろんな部品でつくられた動物の置物たち。

店の前に置いてあるのでみんな立ち止まって見ていきます。

 

こんな感じで、蔦屋と服屋さん以外にも楽しめる代官山。

ブラブラと街歩きするにはかなりオススメです。

ただし坂が多いので、けっこうしんどいかもです。