Leica Summilux 35mm f/1.4 2nd 【OH済み】
¥324,000
売り切れ
ブランド: Leica
商品名: Summilux 35mm f/1.4 2nd
シリアル: 2391467
マウント: ライカMマウント
付属品: リアキャップ
1ヶ月保証付き
「球面ズミルックス」と言われるこの第2世代の35mmズミルックスはクセ玉として知られています。
1960年代から90年の初頭まで製造されたロングセラーで、いくつかのバリエーションが存在します。
この個体は70年にカナダで製造されたもので、このレンズの中では最初期に当たる製造時期です。
そのため、フィルターはフードに挟み込むタイプのものとなります。
描写に関しては発売当初の評判は良いものとは言えず、設計の変更を求める声も多数あったそうです。確かに良い意味でも悪い意味でも「ライカっぽくは無い」というのが当てはまるレンズですね。
同じズミルックスでもASPHレンズのように開放から解像度が高く、自然なボケをイメージとしていると、このレンズは「なんだこれ・・」となってもおかしくはないでしょう。
実際、初めてこのレンズで開放で撮った時はPCで写真を見て、「レンズが壊れてるんじゃないか」と思ったぐらいのソフトフォーカスっぷりでした。
ただ、F4から5.6ぐらいまで絞ると輪郭、質感を良く出してくれるので、使えば使うほど発見のあるレンズです。
デジタル機では干渉して無限遠まで回らないこともある球面ズミルックスですが、今回の個体はしっかり無限遠まで回ることを確認しています。
M8やM9、M MonochromといったCCDのデジタルライカで使うとオールドっぽさが更に出てかなり良い感じです。
絞りと光の入り方で描写が正反対と言えるぐらい変わる、面白いレンズです。
以下のアルバムで写りを見て頂ければと思います。
[外観]
使用感は少なく、比較的良い状態です。
塗装剥がれや目立つキズなどはございません。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。
[光学]
レンズ内清掃済みです。カビ・ゴミ・クモリなど無くきれいな状態です。
細かいスレなども無く、かなり良い状態だと思います。
[動作]
ピントリング・絞りともに動作はスムーズです。デジタルのボディでも干渉しないことを確認済みです。
無限遠まで回ることも確認しています。
[オーバーホール内容]
・レンズ(光学系)の分解・清掃
・無限遠のピント確認・調整
・距離計連動の確認・調整
・絞り羽根の分解・清掃
・絞り動作部分の調整
・ヘリコイドグリスの入れ替え
・沈胴ロック機構の調整(沈胴レンズの場合)