Leica Summilux 35mm f/1.4 2nd フード付き
¥335,000
売り切れ
ブランド: Leica
商品名: Summilux 35mm f/1.4 2nd
シリアル: 3434266 (1987年)
マウント: ライカMマウント
付属品: 12504 フード
1ヶ月保証付き
「球面ズミルックス」と言われるこの第2世代の35mmズミルックスはクセ玉として知られています。
1960年代から90年の初頭まで製造されたロングセラーで、いくつかのバリエーションが存在します。
こちらは最後期にあたる87年の製造でドイツ製となり、外観デザインも初期のものと比べるとかなり現行レンズと近いものとなっています。
レンズ正面の記載も LEITZ SUMMILUX-M 1:1.4/35 の文字のみで、文字間の空白も狭くなり全体的にシャープな印象です。
描写に関しては発売当初の評判は良いものとは言えず、設計の変更を求める声も多数あったそうです。確かに良い意味でも悪い意味でも「ライカっぽくは無い」というのが当てはまるレンズですね。
同じズミルックスでもASPHレンズのように開放から解像度が高く、自然なボケをイメージとしていると、このレンズは「なんだこれ・・」となってもおかしくはないでしょう。
実際、初めてこのレンズで開放で撮った時はPCで写真を見て、「レンズが壊れてるんじゃないか」と思ったぐらいのソフトフォーカスっぷりでした。
ただ、F4から5.6ぐらいまで絞ると輪郭、質感を良く出してくれるので、使えば使うほど発見のあるレンズです。
デジタル機では干渉して無限遠まで回らないこともある球面ズミルックスですが、今回の個体はしっかり無限遠まで回ることを確認しています。
M8やM9、M MonochromといったCCDのデジタルライカで使うとオールドっぽさが更に出て、かなり良い感じです。
絞り値と光の入り方で描写が正反対と言えるぐらい変わる、面白いレンズです。以下のアルバムで写りを見て頂ければと思います。
[外観]
使用感は殆ど無く、非常に良い状態です。
塗装剥がれや目立つキズなどはございません。
詳しい状態は商品写真をご覧下さい。
[光学]
カビ・ゴミ・クモリなど無くきれいな状態です。
細かいスレなども無く、かなり良い状態だと思います。
[動作]
ピントリング・絞りともに動作はスムーズです。
デジタルのボディでも干渉しないことを確認済みです。無限遠まで回ることも確認しています。
安心してお使い頂けます。