日常に溶け込み、 ワル目立ちしない。そんなモノを目指しました。
”毎日の生活の中で気軽に使ってもらえるものは何か?” と考えた末に、このキーホルダー(キーリング)を作製しました。
同じクラックレザーを使ったカメラストラップ2種(ブラックとシルバー)との同時発売です。
どの革を使おうかと非常に悩みましたが、このオールドキャニオンというイタリア産のレザーにしました。
この革にしようと思ったポイントは
- ドッピエッタトーキョーが考える、どこかスタイリッシュでいながらも攻めている革。
- 経年劣化(エイジング)を経た時に古くなるだけでは無く、色気が出てくるモノ。
- とにかく質が良い革であること。大人が持った時にシックリくることが大事。
こんなポイントでピンッときたのがこのオールドキャニオンでした。
牛のショルダー部分の革を天然素材の植物タンニンで丁寧に鞣し(なめし)
ストーンウォッシュと呼ばれる加工が施されています。
国産の革と何が違うの?と思われるかもしれませんが、このレザーは
イタリアで今も守られている伝統的な鞣し(なめし)製法が用いられています。
クローム鞣しやコンビ鞣しと呼ばれる(化学薬品とタンニンを半々で鞣す)製法と比べると
時間も手間もかかり(伝統的な製法を守り抜いています)その分どうしても価格も高くなってしまいます。
植物タンニンなめしは化学薬品などではなく、オーガニックな(自然界に存在している) タンニンのみを使って鞣す方法です。
チェスナットなどの樹木から採取した植物タンニンエキスを使っているので化学薬品を用いる
クローム鞣しなどとは違い(植物タンニン鞣しに比べ短時間で鞣します) とてもゆっくりと鞣していくので
その革が持っている本来の表情や良さが出やすく、 使い込むほどに美しく変化していくのが特徴です。
クローム鞣しやコンビ鞣しと呼ばれる(化学薬品とタンニンを半々で鞣す)製法と植物タンニン鞣しで作られた革を比べると
自然界で存在しているタンニンを使っているため、どことなく樹木の良い香りがし手触り(肌触り)も優しい感じがします。
イタリアやイギリスなどの外国産の革と国産の革との一番の決定的な違いは「色味」ではないかと思います。
鞄や靴も同じことが言えますが、革を使う製品の場合、鞣し(なめし)の製法や
その時に使用するタンニンや薬品によって手触りや微妙な色味が変わってきます。
植物タンニンを使った鞣し(なめし)は天然素材の植物タンニンでゆっくりと時間をかけて鞣し(なめし)ていくので
ワインやベルギービールのランビックビールに代表されるようにその土地に固有する水質や土壌の違いから、日本では出せない色合いが出せるのです。
一つ一つ手作業で仕上げていますので、コバ面も見事な仕上がりになっており納得の完成度です。
落ち着いた中にもクラック(ひび割れ)がアクセントになっていて、普通のレザーでは
物足りないという目の肥えた方にも自信をもってオススメできます。
他の革ではでない独特の表情を持ったオールドキャニオンならではの質感に思わず「オッ!」 と見てしまいます。
この少し明るめのブラックにゴールド「Doppietta-Tokyo 」のジェントルマンなロゴが
しっとりとした上品な輝きを放っていて光の角度によってロゴがキラリと輝くのがポイント となっております。
全長 12.5 cm (レザーの端から金具部分の先端まで)
カラー : ブラック
金具:真鍮(ゴールド)
レザー部分 全長:9㎝ 幅:2.2cm
真鍮金具部分 : 5cm
普通にキーリングとして家の鍵や自転車の鍵などをつけて、ポケットや鞄にしまうのもアリ。
バックパックの見える部分につけて、ファッションのワンポイントとしてアクセサリー使いするのもアリ。
上の写真のように、ボタンになっている部分はパチッパチッと簡単に取り外しできますので
ジーンズなどのベルトを通す輪っか部分に付けるのもアリ。
金具もワザとゴツめのものを合わせています。
真鍮ですので時間の経過とともに良い感じに黒ずんできて渋みが増すことでしょう。。
レザーものは買った時がスタート。
そこから愛情をもって育てていく楽しさがあります。
分かりやすくするために、表面をアップで撮ってみました。
このクラック(ひび割れ)がたまりません。
このキーリングはかなり限定数です。
全部で10個ぐらいしか在庫がありませんので売り切れ次第、完売とさせて頂きます。
たぶん、この革では追加で作りません。お早めに。。
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