アンカーブリッジさんのカメラストラップラインで最上位にランクする最高級牛革エトルスコレザ

ーを贅沢に使用したこちらのレザーストラップ。

 

このエトルスコレザーはトスカーナ地方フィレンツェにあるタンナー

Conceria Walpier ワルピエ社(C.WalterさんとT.Pierさんの二人の名前を取って名付けられたらしいです。)で生産された革で、ワルピエは植物タンニン鞣し(なめし)と呼ばれる非常に伝統的な製法を用いています。

非常に手間がかかる製法の為、少量しか出回りませんが品質は間違いないです。

 

植物タンニン鞣し(なめし)とは...

 

化学薬品などではなく、オーガニックな(自然界に存在している)タンニンのみを使って鞣す方法です。チェスナットなどの樹木から採取した植物タンニンエキスを使っているので化学薬品を用いるクローム鞣しなどとは違い(植物タンニン鞣しに比べ短時間で鞣します)とてもゆっくりと鞣していくのでその革が持っている本来の表情や良さが出やすく、使い込むほどに美しく変化していくのが特徴です。

 

クローム鞣し...革を鞣し終えた時が最高の状態。

植物タンニン鞣し...鞣して商品にしてからがスタート。

 

こんな違いですね。

 

クローム鞣しやコンビ鞣しと呼ばれる(化学薬品とタンニンを半々で鞣す)製法と比べると

時間も手間もかかり(伝統的な製法を守り抜いています)その分どうしても価格も高くなってしまいます。

これは日本の職人(技術)にも通じるものがありますよね。

 

しかし前者の製法と植物タンニン鞣しで作られた革を比べると、自然界で存在しているタンニンを使っているため、どことなく樹木の良い香りがし、手触り(肌触り)も優しい感じがします。

 

このエトルスコレザーの良さはキズやシワなどもアジとして艶っぽく見えてしまうという魔法が

かけられております。これがこのタンナーの凄さですね。

 

また、このなんとも言えない色っぽい深みのある色。

これはなかなか日本のタンナーでは出せないんです。。

(日本のタンナーが劣っているということではありません。)

 

ベルギービールなどでもそうですが(ランビックビールと呼ばれるその土地固有の野生酵母を使うもの。ベルビュークリークなんかもそうですね。)

伝統的な製法で、その土地にしかない自然由来のモノを使うことでしか出来ないモノがあるんです。

 

こういう事を聞いてしまうと、とても奥深いですよね〜。まさに男のロマンです。

 

この革ひとつ作るのにそこまでコダワリ、また手間ひまがかかっているということが分かれば

「アレッ?これって始めは高いなーと思ってたけど、できるまでの過程とか職人のワザを考えたら

ひょっとしたら全然高くないやん!」と思ってしまうのはボクだけでしょうか。

モノの良さを考えたらこれでもまだ安いぐらいです。

 

 

このストラップのコバ面は、全て手作業で磨き上げている為とても手間と時間がかかってます。

職人の技術がここに詰まっていると言っても良いでしょう。

 

艶のある漆黒(ノワール)とゴールドのリベットや尾錠。

細部まで考え抜かれたデザインと職人の技術力が結集されている最高級ストラップは一生モンです。

丁寧にケアをしながら大事に育てていく楽しみがありますよね。


高級感という点ではこのエトルスコに勝てるストラップはそうそうありません。

イタリアの革と日本の職人のワザが艶を醸し出しています。

 

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